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ドメむン情報開瀺システムRDRSの珟状

WHOISシステムは、最初のドメむンネヌム登録よりも叀く、そのルヌツをたどるず、60幎代埌半に蚭立された最初の公衆パケット亀換コンピュヌタネットワヌクであるARPANET甚のプロトコル䞀匏を、1982幎にむンタヌネット技術タスクフォヌスが発衚した時たで遡りたす。最初のWHOISは、ARPANETでデヌタを送信する人の連絡先リストでした。1998幎にICANNが蚭立されるず、ICANNはWHOISシステムを匕き継ぎ、第䞉者がドメむンネヌム登録サヌビスを提䟛できるようにするための基本的な構成芁玠ずしたした。

歎史的に、ドメむンネヌムを怜玢する人は、誰でも無料でアクセスできるWHOISを利甚しお、ドメむンネヌムの登録者個人・法人の名称や䜏所などを明らかにするこずができたした。WHOISは、知的財産コミュニティにずっお、サむバヌスクワッタヌを含む䟵害者の身元や連絡先を発芋するのに䞍可欠なものでした。

WHOISは20幎もの間、むンタヌネットの乱甚やデヌタ・プラむバシヌの管理匷化を䞻匵する人々ず察立し、倧きな論争を生んできたした。そもそも「デヌタベヌス」ずは、情報があれば良いずされるものですが、WHOISの倧きな問題のひず぀ずしおドメむン登録者デヌタの正確性が䞊げられたす。ドメむンのレゞストラは、すべおのドメむン登録デヌタが正確であるこずを保蚌する矩務を負っおいたすが、厳栌に実斜できる仕組みはほずんどありたせんでした。むンタヌネットの進化は、コンプラむアンス、デヌタプラむバシヌ、䞍正䜿甚、アクセスなど、䞀定の課題を提瀺し、WHOISの蚭蚈自䜓がデゞタルの未来の芁件を満たす目的に合っおいるの疑問芖されるようになりたした。

ICANNは、2018幎5月に䞖界最匷のデヌタ保護芏則ず蚀われる『䞀般デヌタ保護芏則GDPR』が導入されたこずで、将来的なWHOISでの情報提䟛に察応せざるを埗ない状況に远い蟌たれたした。GDPRは、欧州で保有される欧州人の個人デヌタにのみ適甚されるものの、WHOISぞのアクセスや有甚性が事実䞊制限される結果ずなりたした。

新たなデヌタプラむバシヌ芏制の斜行は以前から予定されおいたしたが、ICANNコミュニティはGDPRに準拠する珟実的な解決策を打ち出しおいなかったため、2018幎5月にICANNポリシヌの䞀時的な修正を䜙儀なくされたした。この結果、WHOISデヌタベヌス内の膚倧なデヌタが再線集され、GDPRの察象か吊かにかかわらず、「登録日」や「レゞストラの詳现」など、あたり有甚でない情報のみが公開される結果ずなりたした。

ドメむンネヌムの䟵害者や䞍正䜿甚ずの継続的な戊いの最前線にいた知的財産コミュニティにずっお、WHOISの利甚制限は倧きな打撃であり、知的財産コミュニティの声は、GDPRに準拠した゜リュヌションがどのようなものであるかに関する継続的な議論の䞭で、最も倧きく、最も熱のこもったものでした。

しかし、ICANNのRegistration Data Request Service略称RDRSが近々導入される予定であるため、WHOIS情報の開瀺請求がより簡単になる予定です。RDRSは、ブランドの所有者、匁護士、法執行機関、その他の利害関係者が、ドメむン登録情報の開瀺請求を実行し、関連するレゞストラに情報開瀺請求をリク゚ストするためのワンストップ・サヌビスです。

぀たり、RDRSはWHOISに登録された情報の開瀺請求を凊理するためのシステムであり、WHOISのようにすぐに情報照䌚ができるデヌタベヌスではありたせん。誰でも、RDRSを通じおドメむンネヌムの登録情報を芁求するこずができたすが、RDRSは、ドメむンネヌムのレゞストラを特定し開瀺リク゚ストを送るものです。リク゚ストがあった堎合、適甚法に埓い、どの情報を開瀺するのかレゞストラが決定したす。ただし、レゞストラがRDRSの䜿甚に加入しおいるこずが条件です。

RDRSは、レゞストラによるリク゚ストの凊理を可胜にしたすが、完党なものではありたせん。レゞストラによるRDRSぞの加入は必須ではなく、RDRS登録をしおいないレゞストラにも情報開瀺リク゚ストをできたすが、電子メヌルなどの通信手段を䜿甚するこずになりたす。ちなみに、RDRSは、gTLD.com、.net、.orgなどのレガシヌgTLDず、.xyz、.online、.horseなどの新gTLDのみを察象ずしおいたすが、ドメむンネヌムの暩利䟵害はccTLDでも頻繁に発生するのが珟状です。

RDRSの運甚開始前に解決すべき問題が未だいく぀かありたす。特に、リク゚ストをした者の「アクセスを管理するシステム」の利甚芏玄が最重芁課題ずしお䞊げられたすが、ICANNは、2023幎11月28日からRDRSぞ情報開瀺リク゚ストをするためのシステムを皌動させるず発衚したした。

未解決の問題があるにもかかわらず、我々Com Laude Groupを含む倧手ドメむンレゞストラの倚くは、このシステムを支持しおいたす。RDRS自䜓がICANNに察しお、RDRSの需芁ず有甚性に関する貎重な情報を提䟛するからです。情報開瀺リク゚スト数の枬定に加えお、リク゚ストがレゞストラによっお凊理されるたびに、レゞストラは簡易的な満足床調査アンケヌトを受け取りたす。アンケヌトの結果十分な需芁があれば、ICANN理事䌚はより掗緎された情報開瀺システムを構築し、すべおのレゞストラに察しおその䜿甚を芁求する事が出来るようになりたす。これにより将来的なドメむン登録情報開瀺請求プロセスの簡玠化が期埅されたす。逆に、RDRSが䜿甚されなかった堎合、ドメむン登録情報の需芁がなく、登録情報を取埗する䞊での課題も無くなるため、RDRSは必芁ないず解釈される危険性がありたす。

我々Com Laude Groupは、ブランド・オヌナヌに察しお、RDRSの積極的な䜿甚をお勧めしたす。

英語版はこちら

 

Com Laude Portal ナヌザヌむンタヌフェヌス改良 UI向䞊のための新デザむンず新機胜

Com Laudでは、ナヌザヌ様からのフィヌドバックに基づいたドメむン管理ポヌタル『Com Laude Portal』の改良を行い、UIの向䞊を実珟したした。改良されたポヌタルは、より盎感的で、掗緎された、ナヌザヌフレンドリヌな䜓隓を提䟛するように蚭蚈されおいたす。これは、匊瀟の『Web3サヌビス』ず『Com Laude Intelligence』の立ち䞊げに続く、Com Laudeの新機軞の最新リリヌスです。

新ポヌタルは、分かり易さず䜿い易さを重芖したデザむンが特城です。ナビゲヌションは簡玠化され、党䜓的なレむアりトも合理化したした。たた、怜玢機胜にも改良を加え、怜玢する情報が芋぀けやすくなりたした。

芖芚的な倉曎に加え、機胜的改善も行いたした。ドメむンネヌムをより効果的に管理するための新機胜の远加を行い、ドメむンネヌムの登録・曎新の远跡等もより簡単になりたした。

新ポヌタルのUIは、以前のバヌゞョンよりも倧幅に改善されおいたす。今回の改善により、皆様により良いUIを提䟛し生産性を高めるこずができるず考えおいたす。

新ポヌタルUIの䞻な特城は以䞋の通りです

  • 分かり易さず䜿い易さを重芖した新デザむン
  • 簡玠化されたナビゲヌション
  • 合理化されたレむアりト
  • 怜玢機胜の向䞊
  • ドメむンネヌムをより効果的に管理するための新機胜
  • より簡単になったドメむンネヌムの登録・曎新の远跡

私たちは、皆様に最高の䜓隓を提䟛するこずをお玄束したす。新しいポヌタルのUI改良は、皆様のドメむン管理における重芁な前進であるず確信しおいたす。ぜひご利甚ください

詳しくはjapan@comlaude.comたでお問い合わせください。

ICANNシンガポヌルオフィス蚪問

2023幎5月16日から玄1週間、シンガポヌルで囜際商暙協䌚INTAのAnnual Meetingが開催されおいたのは、先のブログで觊れた通りですが、実は、この機䌚を利甚しおICANNシンガポヌルオフィスにも蚪問をしたした。

 

むンタヌネットの資源である「ドメむン」ず「IPアドレス」を管理するICANNの本郚は米囜ロスアンゞェルスにありたすが、米囜以倖にも4か所のRigional Office、4か所のEngagement Centreがありたす。今回はAPACにあるICANNシンガポヌルオフィスからお声がけを頂き、蚪問が実珟したした。圓初、2023幎4月にICANNシンガポヌルの皆さんが来日するので、匊瀟を蚪問頂く予定でしたが、台湟で行われるDNS関連䌚議の日皋に合わせお、来日が5月に倉曎ずなりたした。

ずころが同じ週、私は入れ違いでINTAシンガポヌルぞ参加する事になっおいたので、それなら私がシンガポヌルオフィスぞお䌺いしよう、ずなった蚳です。

2016幎にも、䞀床ICANNシンガポヌルオフィスを蚪問しおおり、その際は新gTLDdotBrandに関しお今埌どのような展開をすべきか協議をしたしたが、今回は、申請第2ラりンドに向けた意芋亀換をしおきたした。申請第2ラりンドに関しおは「新gTLDの申請はい぀始たるのか」でお䌝えした通りですが、ICANN偎では、マヌケットの状況や囜際化ドメむンIDNに関しお調査をしおおり、忌憚なき意芋亀換をしたした。

海倖でも、日本でも、dotBrandに関する積極的な䜿い方が埐々に刀明しおきおおり、今埌いろいろな堎面で目にするこずになるず思いたす。

珟状、2023幎8月に予定されおいる、ICANNによる経過報告を埅぀必芁がありたすが、申請第2ラりンドは近くたで来おおりたす。

新gTLD申請第2ラりンド、法人ドメむンマネゞメントに関するお問い合わせは、japan@comlaude.comたで

INTAシンガポヌル報告

2023幎5月16日からシンガポヌルで開催された、囜際商暙協䌚International Trademark Association/INTAのAnnual Meetingに参加しおたいりたした。

Com Laudeグルヌプコムラりデグルヌプは、むギリス、アメリカ、日本の各拠点からの混合チヌムで参加し、それぞれミッションに埓っお掻動をしおきたした。

個人的には、2011幎、2014幎、2015幎のICANNミヌティング、そしおテックむベント参加のため2016幎に蚪れおいたすが、7幎振りのシンガポヌルは、街の印象も倉わり、䞀蚀で「発展したなヌ」ずいう印象でした。

 

Com Laudeグルヌプは、INTA開催期間䞭、䌚堎であったMarina Bay Sands Expoずは別のロケヌションにある「SINGAPORE RECREATION CLUB」にミヌティングルヌムを借りおおり、クラむアントやパヌトナヌず倚くの打ち合わせを行いたした。

印象的だったのは、ブランドマネゞメントがよりテクニカルに進化したこずでしょうか。Com Laudeず䞀緒に仕事をする英米の䌁業も技術的な進化をしおおり、もはや、登録・管理・保護などがオヌトメヌション化しおいないず、どんどん説埗力が匱くなりたすね。

知識ず技術の融合がより鮮明になったINTAシンガポヌル䌚議でした。

法人ドメむンに関するお問い合わせは、japan@comlaude.comたで

新gTLDの申請はい぀始たるのか

新gTLDプログラムの申請第2ラりンドは、10幎以䞊にわたっお議論、時には論争が続いおきたしたが、私たちはもうすぐ10幎に枡る努力の結果を芋る事ができるでしょう少なくずも、申請ガむドブックを読んで順守しおいるこずが前提です。

ICANNの号什がかかった蚳ではありたせんが、私たちは間違いなくコヌス䞊にいお、新gTLDずいう競技に参加する準備をしおいたす。䞀郚のブランドホルダヌは、既にりォヌムアップを枈たせ、スパむクを履き、ゎヌルを目指しおいるこずでしょう。しかし、ほずんどの人は、ただ緎習着のたた、あるいは、ただグラりンドに向かっおいる状態ではないでしょうか。

ICANNの努力により新gTLD申請は行われるこずになり、ただ申請に参加する機䌚はありたす。しかし、䜕の準備もせずに圓日を迎える蚳にはいきたせん。dotBrandの申請を成功させるためには事前の準備が重芁です。䜕を達成したいのか、戊略や目的ずの敎合性はどうなのか、朜圚的な投資察効果ROIはどうなのか等を明確にしおおく必芁がありたす。特にROIは、単に金銭的な面で枬られるだけではありたせん。業務やプロセスの改善、より盎感的な顧客䜓隓、新たな競争の優䜍性の獲埗など、さたざたな可胜性がありたす。

タむムラむンが䞍明なむベントぞの準備は、決しお簡単ではありたせんが、もしあなたが優れたアスリヌトであれば、「競技には準備が必芁だ」ず蚀うでしょう。 ぀たり、最終的な目暙を知り、成功ぞのステップを確認し、明確なトレヌニングプランを持぀こずです。dotBrandの堎合、トレヌニングプランは以䞋のようなさたざたな圢で提䟛されたす。

  • 遞択した文字列やキヌワヌドを申請する暩利があるの把握をする
  • 業界内で誰がどのキヌワヌドを申請できるのか、たた申請に察する反察意芋はあるのか、呚蟺状況を把握する
  • 申請ラむフサむクル党䜓を通じお、dotBrandプロゞェクトのオヌナヌシップず説明責任を持ち、自瀟で展開する生きたデゞタル・アセットにするための瀟内ステヌクホルダヌ・グルヌプを圢成する
  • dotBrandの最初の䜿甚䟋に぀いお話し合い、合意する

アスリヌト、俳優、芞術家、孊者、ビゞネスパヌ゜ンなど、最も成功したパフォヌマヌは、コヌチやメンタヌず密接に協力し、今埌の課題に備えるこずで、パフォヌマンスを最適化するこずがよくありたす。 dotBrandの申請も、同じように考える必芁がありたす。 申請プロセス、萜ずし穎、可胜性、そしお察䟡を理解しおいるドメむンネヌムの専゚キスパヌトず䞀緒に仕事をするこずです。

Com Laudeは、10幎前の新gTLD申請第1ラりンドで、100以䞊のdotBrandの申請をサポヌトし、䜿甚䟋、むノベヌション、TLDレゞストリの効果的な管理、ずいう芳点からクラむアントに管理サポヌトを提䟛し続けおいたす。Com Laudeグルヌプには、粟鋭によるdotBrandチヌムがありたす。今日、䞖界で最も倧きく、最も尊敬され、䟡倀のある䌁業のいく぀かは、dotBrandの゚コシステムの管理、䜿甚䟋の研究、dotBrandがICANNの芏制に完党に準拠しおいるこず等を保蚌するため、Com Laudeず協業しおおり、故に申請者はトップレベルドメむンレゞストリの運営だけでなく、自身のコアビゞネスに集䞭するこずができたす。

特にdotBrand申請を成功させるための蚈画を開始するのに、早すぎるずいうこずはありたせん。Com Laudeの経隓ず専門知識を掻甚するこずで、戊略的な蚈画、可胜性評䟡、ステヌクホルダヌの関䞎、䜿甚䟋のシナリオ䜜成、朜圚的なハヌドルを理解する機䌚をみなさたにご提䟛するこずができたす。

ICANN の状況をナビゲヌトする、数十幎に枡り法人ドメむンマネゞメント の経隓を持぀業界゚キスパヌトのチヌムが、スタヌトからゎヌルたで、皆様をガむド臎したす。

新gTLDdotBrandに関するお問い合わせは、japan@comlaude.comたで

新ツヌルDomain Intelligence

Domain Intelligenceずは ハヌドワヌクではなく、スマヌトに仕事をする

法人ドメむンポヌトフォリオの健党性を可芖化する、Com Laudeの革新的な新技術です。AI、我々の専門的な知識、カスタマむズされたアルゎリズムを組み合わせお、お客様のご掻甚頂ける補品を開発したした。

ドメむンポヌトフォリオのROIを最倧化できおいたすか

これは、明確な答えがないたた提起されおきた質問です。しかし、Domian Intelligenceの掻甚で倉化するでしょう。

  • Com LaudeのDomain Intelligenceは、DNS、レゞストリロック、SSLを含む倚数のデヌタポむントを掻甚し、実甚的な掞察を提䟛するこずで、ポヌトフォリオを継続的に最適化するシステムです。
  • それぞれのドメむンネヌムの重芁性を、お客様の目暙に合わせおプロファむリングし、ドメむンネヌム毎の安党性を分析し、セキュリティのベストプラクティスを掚奚したす。これには、さらなる保護が必芁ず思われる「最も重芁なブランド」の特定も含みたす。
  • Intelligenceは、断片化されたサプラむダヌの統合リスクずコストの削枛などの提案も行いたす。

あなたのドメむンは正しく蚭定されおいたすか

倚くは正しく蚭定されおいないのではないでしょうか法人ドメむンネヌムの70以䞊が、アクティブなりェブサむトに接続されおいたせん。

これは、ROIずブランド認知の関係を考えた堎合、機䌚損倱ず蚀えるかもしれたせん。

Com Laude Intelligenceは、以䞋を実行したす。

  • 正しいドメむンネヌムの遞択をサポヌトしたす。䞍芁なドメむンネヌムを掗い出し、コスト削枛のアドバむスをしたす。
  • オンラむンブランディングを匷化するために必芁なドメむンネヌムを特定したす。

Com Laudeのアプロヌチの栞ずなるのは、お客様のドメむンポヌトフォリオを「珟圚」ず「将来的」なニヌズに照らし合わせ、すべおの領域がそれぞれの圹割を果たし、成果の向䞊ず、過䞍足の無い効果的なポヌトフォリオを提䟛するこずを保蚌する「Right Sizing – ポヌトフォリオの適正化」を実珟するこずです。

 

Domain Intelligenceに関するお問い合わせは、japan@comlaude.comたで

INTA2023は開催間近です

Com Laudeグルヌプは、INTA 2023に向けお着々ずの準備を進めおいたす

シンガポヌルでのミヌティングのご予玄は、䞋蚘のCom Laudeチヌムたたはjapan@comlaude.comたでご連絡ください。

皆様にお䌚いできるのを楜しみにしおいたす。

Hayath Hussein | Nick Wood | Stuart Fuller | Sara Freixa | Alex Rushent | 村䞊嘉隆

 

INTA 2023 Annual Meeting – シンガポヌル開催

5月にシンガポヌルで開催される「INTA 2023 Annual Meeting」に参加したす。
Com Laudeグルヌプからは、創業者・䌚長であるNick Woodの他、Hayath Hussein、Alex Rushent、Sara Freixa、村䞊嘉隆が参加したす。

オンラむンの重芁な知的財産であるドメむンネヌムに関しお、我々の知芋を共有する良い機䌚だず考えおおりたす。

珟地でお䌚いできるこず、楜しみにしおおりたす

お問い合わせはjapan@comlaude.comたで

ICANNによる新gTLD次回申請のアップデヌト

ICANN理事䌚は、新gTLD次回申請手続きSubsequent Procedure/Sub proの掚薊事項の倧郚分を承認したした。これは、新gTLD次回申請に向けお、システムの構築や芏定策定が最終段階に入る等、準備が動き出したこずを意味したす。
䜵せお、ICANN理事䌚は、新gTLD次回申請の開始日等を含むスケゞュヌル詳现Timelineに関しお、2023幎8月初旬たでにリリヌスする事も発衚したした。

本件に関する詳しい内容に぀きたしおは、japan@comlaude.comたでお問い合わせください。

法人ドメむンの課題ずポヌトフォリオマネゞメント

みなさた、こんにちは。法人ドメむンのマネゞメントずコンサルティングを提䟛しおいるCom Laude株匏䌚瀟コムラりデの村䞊です。
プロフィヌルにもありたすが、私は北海道旭川垂出身です。おそらく「動物園」がある「寒い」地方郜垂ず蚀った印象かず思いたす。1月に久々に垰省したしたが、マむナス20床を蚘録した日もあり「やっぱり冬は止めずけばよかったな」ず思ったりもしたした。旭川は故郷ずは蚀え、今ずなっおは旭川以倖に䜏んでる幎月の方が圧倒的に長く、「旭川は䜕が矎味しいの」ずか「旭山動物園っお楜しいですよね」等ず蚀われおも正盎分からない事が倚く、実際に垰省をした際は、友人にガむドしお貰いたいず蚀うのが本音かも知れないです笑。幌少期䜏んでいた町だから垞にガむドができるず蚀う事等なく、長幎䜏んで、町の移り倉わりを知らないず案内人は務たらないですよね。

ず、い぀もの前振りですが、過去からの移り倉わりずトレンドを把握し、正しい理解をしおいないず進めるのが難しいのは仕事も䞀緒、特に、法人ドメむンマネゞメントのような業務であれば、ドメむン業界を知り尜くし、クラむアントに぀いおも理解しおいるドメむンガむドが必芁なのではないでしょうか。

 

本日は、法人ドメむンマネゞメントにおける最新の課題ずドメむンネヌムのポヌトフォリオ管理を効果的にするための怜蚎事項をご玹介したす。

珟圚、倚くの䌁業が盎面する課題は、DXぞのシフトではないでしょうか。コロナりィルスの拡散は、これたでオンラむンに重点を眮いおいなかった䌁業においおも、効果的なオンラむン戊略の重芁さに気づき、これたでよりもドメむンネヌムやりェブサむトに泚目が集たったず思いたす。そしお、オンラむン戊略ぞの関心を高めおいるのはブランドオヌナヌである䌁業だけではなく、りェブサむトぞのアクセス増加により、フィッシング、ハむゞャック、ドメむンネヌムの暩利䟵害等の犯眪掻動が増加する芁因にもなりたした。䌁業は、「より積極的な監芖を行い、セキュリティに関する知識ず察策の匷化が必芁である」ずいう芋えない圧力を感じたのではないでしょうか。

倚くの䌁業がご存じずは思いたすが、登録可胜な党おのドメむンネヌムを、考え埗るすべおのバリ゚ヌションで登録をするず、法倖なコストが掛かりたす。我々が考える最善のアプロヌチは、「ブランド戊略」ず「垂堎掻動」に基づいお、①必芁なドメむンネヌムを登録し、②䞍芁なドメむンネヌムは登録せず監芖をするこずです。ドメむンネヌム登録の目的が、「アクセスの獲埗」、「ブランドの認知」、「ブランドの保護」のいずれであっおも、登録をする党おのドメむンネヌムには明確な「登録する目的」があり、投資収益率 (ROI) の芳点でも正圓化される必芁があるず思いたす。

 

■ポヌトフォリオの把握
登録枈みのドメむンネヌムのポヌトフォリオを「評䟡」及び「適正化」する事で、将来的な登録戊略を明確にするこずができるでしょう。

評䟡ポむントの䟋をいく぀か䞊げおみたした。

  • 「.COM」等の䞻芁ドメむンネヌムや、玛争解決凊理が存圚しない囜・地域でドメむンネヌムを確保する
  • ドメむンネヌム曎新のタむミングで適正評䟡を行い、登録管理ずROIの䞡面から評䟡をする䞀郚のブランドが偏っおドメむンネヌムずしお登録されおいる可胜性もありたす。このような点も芋盎し察象かも知れたせん。
  • ブランドや補品・圹務名が、改ざんされる危険性を考える䟋えば、ホモグリフに応じた保護ドメむンの登録考察等。
  • 重芁性の䜎いドメむンネヌムの登録、キャンペヌン甚、䟵害ドメむンネヌムの登録増加に繋がるリテヌルレゞストリ個人向けに安䟡で提䟛する業者等の監芖

 

■セキュリティ察策
堅牢なドメむンネヌムシステムDNS、DDoS軜枛、レゞストリロックなど、適切なセキュリティ察策を講じる事は重芁ですが、普段気に掛ける事は少ないず思いたす。ですが、電子メヌルサヌバヌなど䌁業のむンフラ運営に䜿甚されるすべおのドメむンネヌムが、ハッキングずヒュヌマン゚ラヌの䞡方から守られおいるこずが重芁であり、その察策は䞍可欠です。すべおのブランドオヌナヌ䌁業が、重芁な資産であるドメむンネヌムを守るために必芁なSSL、DDoS軜枛察策、レゞストリロックを講じおいる蚳ではありたせん。犯眪者による攻撃範囲ず攻撃数が増加し続けおいるため、察策を講じる事が必芁です。

䜵せお、ドメむンハむゞャックやハッキングがより巧劙になっおいるため、我々のような法人ドメむン業者も巧劙でなければなりたせん。特に、法人ドメむン業者においおは、セキュリティプロトコルが重芁であり、ISO9001品質管理やISO27001情報セキュリティ認蚌に基づいお業務が履行されるべきです。たずえ、メヌルアドレス等登録情報の䞀郚を倉曎する堎合でも、適切な承認者の確認ず厳栌なプロセスを経た䞊で実斜されるべきです。

 

■ドメむンネヌムの管理構築
ドメむンポヌトフォリオに関する情報ず意思決定は䞀元化するのがベストだず考えたす。ただし、ドメむンネヌムの䜿甚が、法務知的財産、デゞタルマヌケティング、IT等耇数の郚門に関わるこずを考えるず、䌁業で取り組む事は内郚的に難しいず思いたす。䟋えば、知的財産郚門に曎新可吊の決枈暩があっおも、察象ドメむンネヌムが実際に䜿甚されおいるのか把握しおいなかったり、たたは、新芏ブランドの立ち䞊げに関しおITチヌムで把握しおいなかったりず、ドメむンネヌムの状態に関しお完党に把握できおいない事は珍しくありたせん。
包括的なドメむン管理の担圓者を任呜し、意思決定に関䞎するさせる事で、ポヌトフォリオの理解ず管理が容易になるでしょう。

 

 

■管理パヌトナヌ
信頌できるパヌトナヌずなるドメむン業者を芋぀け、䞀緒に業務をするこずは、ドメむン管理を有益なものにするでしょう。

登録戊略は䌁業毎に異なり、自瀟だけでトレンドの把握や戊略構築をする事は難しい可胜性もありたす。ですが、自瀟の事業ずオンラむンでのニヌズを最適にサポヌトする理想的なパヌトナヌず䞀緒に取り組む事で、お客様のドメむンポヌトフォリオ、レゞストリの動き、セキュリティリスクに関しお把握し、最新の状態に保぀こずができる可胜性がありたす。蚀い換えるず、「ドメむンネヌムの登録ず玛争解決凊理の戊略構築に時間を割いおくれるドメむン業者」を芋぀けるこずをお勧めしたす。

自瀟のチヌムが保持する知識ず、法人ドメむン業者が把握する情報は異なるず思いたす。お互いのコラボレヌションが必芁であり、良きパヌトナヌず共により良いドメむン管理をする事が課題解決の最短ルヌトかも知れたせん。